日本コミュニケーション学会・学会賞
いじめの経験を持つ女性は、そうでない女性に比べ性的なリスクが高い傾向にあること、そして、そのなかでもいじめに遭っていた当時、家族や友人など身近な人たちからサポートを受けられた人たちに関してはリスクが大きく軽減される傾向にあることを明らかにした論文(『女性いじめ被害者の性的リスク : 周囲からのサポートの役割に焦点をあてて』)に対して、日本コミュニケーション学会から2014年度の学会賞をいただきました。
この受賞について、当時の本務校であった立教大学のホームページで取りあげていただきました(「経営学部の松永正樹助教が日本コミュニケーション学会「学会賞」を受賞|立教大学ニュース」)。
賞をとるために研究を行っているわけではありません(特にこの論文で焦点をあてたテーマに関しては、個人的な思いも特に強く、一日も早く実践の場面に応用できるところまで落とし込んでいきたい焦りがあります)が、このような形で僕の研究、ひいては社会的に重要な意味をもつ「いじめに遭った被害者に対するサポート」というテーマに注目をしてもらえるのであればとても嬉しく思います。